男女の毛髪に見られる内・外的要因

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頭皮・頭髪が受ける外部からの影響と作用

紫外線や摂取する栄養、あるいは運動が及ぼす頭皮や頭髪への影響について。

紫外線が肌に影響を及ぼす様に、毛髪にも影響を及ぼしています。

一方、ダイエットやサプリメントなどで栄養をコントロールすれば、髪にはどのような作用を受けるものなのでしょう。

ココでは、主に外的要因による頭皮や毛髪への影響・作用についてのレポートです。

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髪への外的弊害と対策

キーワードを含め紹介(右より画像)

紫外線の頭皮に与える影響

紫外線は波長により、3つに分類されている。

頭皮・肌に悪影響を与えるのはその中の UVAとUVB。

紫外線には頭皮や肌に、シミ・シワや炎症を起こす作用が確認されており、結果、皮膚の乾燥や老化を促進させてしまう。

紫外線量が多い日は、通気性の良い帽子や紫外線遮断できる衣料やサングラス、化粧クリーム等で頭皮や素肌を守る事が必要。

抜け毛の原因

抜け毛が目立つように増える原因はいろいろ。

その代表的な説として「男性ホルモン」、「遺伝」、「ストレス」、「食事・生活習慣」が挙げられている。

A.男性ホルモン

男性ホルモン(テストステロン)はひげや胸毛など体毛の成長を促進する、しかし頭髪にとっては逆の効果を顕してしまう。

毛根の毛母細胞でDHT(ジヒドロテストステロン)に変わり、毛根細胞を萎縮させるため、髪の毛の成長を止め、早く抜け落ちる結果に。

B.遺伝

薄毛には、遺伝的要素が大きく関係する。

しかし近年、手入れ次第で、薄毛を食い止めることができるように。

日々の生活において不摂生を続けていると、薄毛になることもある。

C.ストレス

あらゆる病気に悪影響を及ぼすストレス。薄毛にとっても例外ではない。

ストレスが自律神経やホルモンのバランスを乱し、血流が悪化し、毛根に栄養分がうまく行き届かなくなり、毛髪が育ちにくい環境を発症させる。

D.食事・生活習慣

髪の毛も健康を保つには栄養が必要。バランスの偏った食事、睡眠不足などの生活が続けば、頭皮の栄養状態も悪化し、髪は成長しにくくなる。

また、たばこのニコチンは血流を悪化させ、薄毛を招く可能性を増大させる。

壮年性脱毛症の兆候

頭皮が脂っぽい、毛が細くなった気がするなどは、髪の危険信号。

壮年性脱毛症が発症する前の兆候には、ある程度共通の現象がある。

頭皮が脂っぽいなどは、これらが壮年性脱毛症の引き金になるのか、関連性は解明されてはいないが、皮膚呼吸を阻害し、髪の成長に悪影響をおよぼしている事は明らか。

また、壮年性脱毛症の初期の段階では抜け毛が多くなる、毛が細くなるなどの兆候があり、次第に本格的な壮年性脱毛症へと移行していく。

故に遺伝的要素を持っている場合、以下の兆候が見られる時はヘアサイクルが異常化している可能性がある。

・頭皮や額の脂が目立ち始めた

・毛が細くなっってきた

・フケが多くなった

・短い毛の抜けが目立つ

・1日に150本以上の抜け毛がある

脱毛症の種類

薄毛・抜け毛の原因は色々。もちろん、その症状も様々。

A. AGA (Androgenetic Alopecia)=男性型脱毛症

男性の10人に1人の割合で発症するとされ、主に30〜40歳代から症状が目立ってくる。

頭頂部と額の生えぎわから顕著となる。

「男性ホルモン」が大きく関与しているといわれている。

B. 円形脱毛症

何の前ぶれもなく突然、髪が円形や不整形に抜けてしまい、男性も女性も、赤ちゃんから年長者まで誰にでも発症する。

以前まで、ストレスが原因とされていたが、最近、「自己免疫機能」と関係が深いことがわかってきた。

C. 脂漏性湿疹

「Malassezia furfur(マラセチア菌)」は誰にでも存在するといわれている真菌。

この真菌が増殖すると皮膚に炎症を起こし、フケやかゆみといった症状を引き起こす。

その炎症が悪化してしまうと、毛髪の毛穴にまで波及し、毛穴が毛根を保持できなくなり、脱毛を引き起こす恐れがあるともいわれる。

D. 抜毛症(ばつもうしょう)

正常な毛を自分で抜いてしまう抜毛症(脱毛症)は、学童期の子供に多い一種のクセで、精神的なストレスが引き金になることが多いよう。頭髪の一部を指でつまんで抜くため、脱毛箇所は不規則な形を成す。

そのほか、甲状腺分泌機能障害や、膠原病、梅毒など、全身性の病気によって脱毛が起こる場合がある。この場合は、頭髪が全体的に薄くなる。また、女性は出産後に抜け毛が多くなることがあるが、これはホルモンバランスの変化によるもので、時間の経過とともにもとの状態に戻る。

ダイエットは髪に悪影響を及ぼすか

間違った過度なダイエットでは、身体内のビタミンやアミノ酸の欠乏やミネラルのバランスを崩すことがある。

酸素の働きを悪くしたり、代謝を低下させてしまうので、身体バランスを乱し、髪にも影響を及ぼす。

シャンプーは朝より夜の方が良いか

シャンプーをする時間帯によって、髪の成長を妨げたり、頭皮にダメージを与えるということはない。

大切なのは、正しいシャンプーで頭皮を清潔に保つこと。

体に良い食べ物は、髪にとっても良いのか

髪の毛の成長は体に必要な要素と同じで、十分な睡眠、バランスの取れた食事が重要になる。

また、シャンプーの際の頭皮のマッサージなど、日々の中で心掛けられる小さなことの積み重ねも大きな効果を及ぼす。

体にとって必要な栄養素を含む食事は、髪への栄養に密接に繋がっている。髪に必要なたんぱく質はもちろん、その他の栄養素もバランスよく摂取することで、健康な髪の成長を促している。

健康維持のためのサプリメントは、 髪にも効果があるのか

体にとって必要な栄養素は全て、結果的に髪の成長にも欠かせないものとなる。

健康維持のために摂取するサプリメントは、健康な髪の成長に貢献し、バランスの取れた食生活の上に成り立っているサプリメント摂取は髪のためにも必要なことと言える。

髪の成長に特に必要な成分とは、亜鉛やセレニウムなどのミネラル、葉酸やナイアシンなどのビタミン類、メチオニンシスチンなどのアミノ酸。これらをバランスよく摂取することで髪の健康を維持する。

紫外線の髪や頭皮への影響 その2

頭皮は肌と同じ。

過度の紫外線を浴びると活性酸素が発生し、皮膚の酸化が進行。

紫外線による日焼けはヤケドと同じ状態なので、紫外線の強い場所へ行く際は、十分に注意が必要。

また、紫外線により髪の水分が蒸発すると髪のパサつきの原因となり、紫外線防止スプレーなどで髪を保護する方法もある。

シャンプーの正しい方法

髪を洗うというよりも‘頭皮’を洗うことを心掛ける。

その際に、頭皮を傷つけてしまうような洗い方は避けるべし。

指の腹で頭皮をマッサージするように洗う。

頭皮の皮脂が気になる場合、適度な皮脂は頭皮を守る為に必要だということを忘れない様に。

頭皮の脂をシャンプーに溶かし込む感じで優しく洗髪。

運動は髪にいいのか

体の健康維持と同様、適度な運動は髪に健康を支える。

適度な運動は細胞賦活を促し、毛母細胞の細胞分裂を活性化させる。

過度の運動を時々行うのではなく、ウォーキングなどの定期的に行え、継続のできることから始めるのがいい。

水泳などの全身運動も大変効果的だが、プールの水に含まれる塩素は髪に悪影響を及ぼすので、水泳の後はシャンプーをすることを心掛けたい。

タバコと髪の成長の関係

喫煙は身体への影響と同じく髪の成長にも悪影響を及ぼす。

喫煙は抹消の血流量を低下させ、 結果として脱毛の原因を誘発するおそれがある。

さらに、喫煙は皮脂腺を刺激して過剰な皮脂を作り出し、脱毛の原因の二つ目となってしまうことがある。

髪に優しいシャンプーの成分

アミノ酸系界面活性剤を使用したものが、頭皮にも髪にもダメージを与えないのでお奨め。

わかめや昆布などの海藻類は髪に良い

海藻類には髪の成長に影響を与えるミネラル、ビタミン、カロチンが多く含まれていて、髪の成長には欠かせない食材の代表。

もちろん、ミネラルやビタミンは髪の成長にとって大切な栄養素だが、海藻類さえ摂取すればよいというものでもない。

大切なのは、あくまでもバランスのとれた食生活を心掛けること。

アルコールの摂取過多は髪の成長を妨げる

飲酒そのものが髪に悪影響を与えるということはない。

飲みすぎというのは、髪だけでなく健康そのものへの害を考えてもいいことはない。

問題は、飲酒そのものより、飲酒による食生活、つまり栄養バランスが崩れること、睡眠不足などの生活の乱れにむしろ、要因が考えられる。

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育毛と髪

キーワードを含め紹介(左より画像)

育毛

一般的に育毛といえば育毛剤の使用や頭皮のマッサージなどが想像される。

一番重要な育毛法とは、規則正しい生活を送ること。

それは髪や頭皮にとって、当然、身体にとっても重要。

育毛剤や育毛サロンなどに依存するより、バランスの良い食事を取り、良質な睡眠、喫煙の習慣を改め、アルコール量も適度が宜しい。

育毛剤などを使用するのであれば、規則正しい生活が前提として確保でき、頭皮環境も整えてからが、最良の効果を期待出来る。

身体に良いことが、即ち髪にも良い。育毛するなら、まずは規則正しい生活を送ること。まずはそこから。

育毛剤は効くのか

絶対に誰にでも効く育毛剤と言うのは存在しない。

髪にコシが無くなった、細くなってきた・・・と感じたときに誰もが育毛剤の使用を考えるが、一般に市販されている育毛剤は、毛乳頭に栄養補給をし、頭皮の血液循環を改善する、もしくは両方を組み合わせたものであると考えられる。

ここで重要なのは、自分にあった育毛剤の使用。ある育毛剤に満足できず、育毛剤を変えたとしても、自分の頭皮、頭髪の状態にあっていなくては意味のないことが多いようである。

育毛剤の有効率

有効性の評価は、他覚所見(脱毛・軟毛の程度、硬毛の発生)、自覚症状(抜け毛・細毛・軟毛化)に基づいておこなわれ、さらに改善度としてこれら他覚所見、自覚症状の他、頭部写真の経過などにより総合的に判断される。

著明改善、中等度改善、軽度改善、不変、悪化の5段階に分類する。

例えば見た目に変化がなく、しかし自覚症状の抜け毛が減った感じがすれば、総合判断では軽度改善と評価されている様である。

現時点では、誰にも有効な育毛剤が存在しないため、このような評価法が採用されている。

某メーカーが示した製品説明書によると、臨床的有効率は75%前後と、見事な有効率を示したとか。

育毛剤にも色々ある

毛根に栄養を与える作用のもの(ペンタデカン、毛髪力) や、女性ホルモン様成分を含むもの、毛細血管を拡張させる作用のもの(薬用不老林・リアップ「成分名ミノキシジル」)などが代表的。

頭頂部の脱毛にはある程度有効と思われる。

育毛剤を効果的に使う方法

容量、用法を必ず守る事。育毛剤は頭皮から吸収される。

しかし、その育毛成分を頭皮の毛穴の奥深くにある毛母まで届ける事は、容易なことではない。

育毛剤の効果を最高・最善に引き出すため、頭皮を清潔で健康な状態に保つ。

毛穴の汚れをとるだけではなく、育毛成分が浸透しやすい頭皮環境を日常のヘアケアで整えることが最も重要。

医薬部外品、医薬品の違い

薬事法により育毛剤は医薬品、医薬部外品のいずれかの区分で販売しなければならない。

医薬部外品は効果が緩徐でなければならないと薬事法に定められている。

その成分の種類も厳密に指定(医薬部外品原料規格)されている。

効能効果はともかく、人体に明らかに害のなさそうな物質を使用することで許可されている。

現在、市場の大多数の育毛剤はこの薬事法で許可された物質の中から、多種を組み合わせて作られている。

それに対し、医薬品として販売されている育毛剤は現在、数種類しかない。

その内容は医薬部外品とさほど変わりはない。

ただ、医薬部外品が薬事法に基づいた試験を自ら行い、データを提出すればよいのに対し、医薬品には様々な試験が課せられる。

動物実験に始まり、人体への効果、いわゆる治験、安全性試験、長期保存試験など、様々な試験をクリアーしなければならない。

試験期間は2年以上の年月をゆうに要し、新製品として世に出るまで、10年に及ぶ年月がかかるのが、通常とされている。

育毛と紫外線の関係その3

紫外線を長期にわたり頭皮に浴びていると、頭皮の生理機能が確実に悪化する。

フリーラジカル(活性酸素)が発生し、毛乳頭や毛母細胞の働きが悪くなるおそれもある。

事実、秋口に抜け毛が極端に増えるのは、5月〜8月にかけての紫外線の影響が、非常に大きいと考えられる。

紫外線が強い季節に、外出する場合は、帽子(きつくないもの)や日傘で頭部だけでなく、身体も保護するのが望ましい。

歳を取るとなぜ、白髪に?

まずは加齢現象の一つ、ではあることを了承されたし。

髪の毛は毛球のなかにある毛乳頭細胞でつくられる。

そのなかには髪の毛の色を決める色素細胞が含まれ、この色素細胞でつくられたメラニン色素が、毛の中に送り込まれ髪の毛が着色される。

ところが、色素細胞の加齢現象により、機能が低下し時には消失する。

それが原因で、色素を持たない髪の毛が白髪になると言われている。

髪の生い立ち

髪は爪と同じように、肌の角質層が変化してできたもの。

科学的には肌の一部。

肌と違うのは頭皮から上に出ている髪はすでに死んだ細胞だということ。

痛みなどの感覚がないため、つい負担をかけてしまいがちだが、髪には自己修復機能がないので、一度傷めると自然には元に戻らない。

髪のケアで大切なのは、まず傷めないようにすること。

傷んだときには、きちんと正しいケアをすることが必要。

季節による抜け毛の本数

ペットの犬や猫が、季節の変わり目にたくさん毛が抜けたりする。

人間も同様にして、季節の変わり目に抜け毛が起こりやすいといわれている。

特に夏の紫外線による影響が、秋に抜け毛や頭皮トラブルとして現れやすい様である。

頭髪の本数・太さ・強度

頭髪の本数は約10万本。

平均的太さは60ミクロン〜80ミクロンで、健康な頭髪(80ミクロン)を引きちぎるのに150g〜180gに力が必要になる。

毛髪は平常時、水分を13%含んでおり、最大では30%まで吸収する。

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育毛・発毛の前提:頭皮の健全化にアリ!

発毛に良いこと・・・

日頃の生活習慣、適度な運動、バランスのとれた食生活。そして、何より頭皮への関心。

毎日の入浴で、頭皮の健全化に気を配る事が発毛への近道。

汚れを落とした後、頭皮に何ができるかが、薬用シャンプーのポイント。

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入浴中、汚れを落すだけでは満足できないソープとシャンプー

シャンプーで髪質は変わります。

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永いスタンスで髪を大切に・・・

一度失っても、取り戻せるのも髪。

髪を育てる頭皮に注目して、健康を取り戻しましょう。

脂質は多過ぎても、少な過ぎても髪の発育を妨げる原因になってしまいます。

頭皮の健全化の一つに脂質のバランスが挙げられます。

アラユル健全化に貢献できるシャンプーをオススメ致します。

スカルプDは東急ハンズでも人気のシャンプー。まだ未経験の方には、是非一度試していただきたい。

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